こんにちは!ぷよんです♪
インドネシアへの帯同が決まってインドネシア語を勉強してみようと思っている方、インドネシアに旅行に行く予定でインドネシア語を学びたい方、様々な目的でインドネシア語を勉強する本を探している方がいるかと思います。
インドネシア語を勉強したいけど、初心者でも分かりやすい本ってないかな…?
このように悩んでいる方の中には、「日常生活レベルのインドネシア語が覚えれればいいな…」と思っている方もいると思います。
私はインドネシアに帯同で生活することが決まってから、事前にインドネシア語の本を使って勉強しました。
帯同前に勉強した私が、帯同直後にちゃんとインドネシア語が使えたのか、使った本のレビューなどもお伝えしていきます。
- 初めてのインドネシア語勉強におすすめな本の紹介
- なぜ日本でインドネシア語を勉強しておこうと思ったのか
- 本で勉強をしてからインドネシアに行ったらいいことばかりだった
- 帯同してから勉強するつもりの方に気を付けてほしいこと
- まとめ
初めてのインドネシア語勉強におすすめな本の紹介
全くの初心者だった私が、インドネシア語の勉強に使った本はこちらの2冊です。
何が良かったか、足りない点はどこだったのか詳しくレビューしていきます!
1:「インドネシア語が面白いほど身につく本」のレビュー
こちらの本は完全に初心者向けです。
使う頻度が多い「基本的な単語(名詞・動詞・形容詞)」、「数や年月の数え方」、場面に応じた「日常会話で使えそうなフレーズ」の例文とその応用が初心者に分かりやすくまとめられています。
しかも文字が大きくて見やすいので、インドネシア語が全く分からない状態からでも飽きずに最後まで続けられました!
「場所を聞く時」「買い物で店員さんに確認する時」「レストランで話す時」などカテゴリー別で紹介されていますが、その場面以外でもインドネシア生活で必ず使うと言っても過言ではないフレーズばかりが紹介されていました。
<例えば…>
~はどこ、~してもいいですか?、~はありますか?、~したい、~できる、~しなければならない、~してください、~が好き、~をください、もう~しました、まだ~していません、~はいくら、いつ~、~したことがある…etc
挨拶以外にも本当に基本的な文が多く紹介されているので、とりあえずこの本一冊が理解できれば自分の思いは伝えられますし、買い物などの日常生活は問題なく出来てしまうほどです。
「インドネシア語が面白いほど身につく本」のメリット・デメリット
メリット
・CD付で例文の発音のリズムやイントネーションが確認できる
・イラスト付で単語も頭に入りやすい
・1つの例文を細かく解説してくれているので、初心者でも勉強しやすい
・よく使う例文ばかりなのでかなり実用的
いくら本で知識を増やしても、聞いたことのないインドネシア語の発音やイントネーションは、聞いて勉強しないとうまく話すことはできません。この本は例文に沿ってCDも聞けるのでとっても分かりやすいです。
途中で挫折しそうな初心者の方でも、この本は例文が短くて分かりやすいのに加え、文字も大きくて読み進めやすいので私も実際のところ勉強しやすかったです。
デメリット
・日常では使わないような単語が例文に書いてある
この本には「あなた」という意味で「saudara」という単語が例文に出てきますが、この単語自体は現在はほとんど使わない古い言葉だそう。「saudara」と出てきた例文は、「Bapak」「ibu」「Anda」で置き換えて伝えると良いそうです。
基本的な例文、よく使う必要な単語などが記載されているので、全くのインドネシア語初心者の方には本当に使いやすく、初めの一冊に選ぶのはおすすめです!
2:聞いて覚えるインドネシア語単語帳キクタン【入門編】のレビュー
この本は「左ページに単語(8つ)」「右ページにその単語を使った例文」が載っているので、単語の使い方も一緒に確認が出来ます。
見開きで開いたときに学ぶ単語がちょうどよくて、勉強しやすい量でした!(ぎっしり書いてあると途中でやめたくなるけど、この本は違った!)
「単語練習帳」という名のとおり、名詞、動詞、形容詞、そして下記のような接続詞や最上級、副詞、助動詞なども多く記載されています。
<例えば…>
もし~なら、~したあとで、~する前に、最も~、よく~、ほとんどない、~してはいけない、~するな、あまり~でない、まずは~、~しなくていい、~のとき、~だから、それから~、~している…etc
ドライバーやアパートのレセプションやエンジニアなどに使える便利なフレーズも覚えられます。また、自分が使わなくても言われたときに意味を理解できるかも重要なので、こういった単語を理解しておくと対応がしやすくなります。
「キクタン」のメリット・デメリット
メリット
・日常会話で使える単語のボキャブラリーを増やせる
・赤シート付で何度も確認できる
・CDで単語が収録されているが、リズムに乗って流れるので楽しく聞ける
・文法が少し分かるレベルなら理解できるような分かりやすい例文が多い
基本的な単語ももちろん載っていますが、先ほどの「インドネシア語が面白いほど身につく本」には載っていなかった単語や言葉なども多く、ひたすら語彙力を増やせます。
意味の部分が赤文字になっているので、付属の赤シートを使って何度も単語の練習が可能です。普段よく使う接続詞なども多く、基本のインドネシア語からワンランクレベルアップした言葉が身に付きます。
デメリット
・文法の説明は文のみでぎっしり書いてあり難しい
・付属のCDの内容は単語のみ収録されている
単語帳という括りの本なので、文法の説明は後半にまとめて書いてあり初心者には分かりにくいです。例文も記載されていますが全体の訳しかついておらず、ある程度文法が分からないとさっぱり分からないので、+αの参考書として使用した方がいいです。
CDが付いていて単語を覚えるにはメリットではありますが、例文の発音までは収録されていません。あくまでも単語を多く覚えたい方向けの本となっています。
日常会話で良く使う単語がたくさん学習できるので、単語力をアップさせたい初心者の方におすすめです。しかし、初心者が文法をこの本で学ぶには比較的見にくい作りになっているので、メインで学んでいる参考書を既に持っている方におすすめです。
なぜ日本でインドネシア語を勉強しておこうと思ったのか
私が帯同前に勉強した理由は、せっかくのインドネシア生活を「インドネシアに着いた瞬間から楽しんで過ごしたい」ということと、旦那が平日おらず一人の時間も多いので「何かあった時の為に少しでも不安を取り除いておきたい」、こんな思いがあって日本で勉強しておきました。
カタコトでもインドネシア語を伝えようとすると、インドネシア人の方々も優しく汲み取ってくれたりしてコミュニケーションが取れることが嬉しかったです。
本で勉強をしてからインドネシアに行ったらいいことばかりだった
もちろん勉強しないよりは役に立つことは目に見えているのですが、特にプラスに感じたのはこの3点です。
・言いたいことが伝わることで少し自信がつき、インドネシア生活を頑張ろうと思えた
・インドネシア語が流れてても、聞き取れる部分があって嬉しくなる
・帯同生活すぐに一人で買い物に行って店員さんとやりとりが出来た
「これからのインドネシア生活大丈夫かな…」と不安と持ちつつインドネシアに着いたのですが、空港の時点で意味が分かるインドネシア語がいくつもありました!
これがとても嬉しくて、インドネシア生活のスタートに安心感を覚えたことが大きかったです。
インドネシア生活が始まった翌日、旦那は会社なので私が1対1でドライバーの対応する場面がありました。
この時も本当にカタコトですが会話が通じて「なんとかなりそう!」と少し自信がつきましたし、一人でローカルスーパーに買い物に行ってレジでのやりとりなども(分からない部分もありましたが)インドネシア語で問題なく出来るレベルになっていました。
一人ですぐに買い出しにも行く勇気も出たので、インドネシアに着いた直後から結構楽しむことが出来ていたと思います!
店員さんに「もっと小さいものはある?」「一番大きいものはどれ?」など、こんな会話もしながら買い物もしていました。
インドネシア語が出来なくても一人で出かけられる方もいるかもしれませんが、私は多分話せなかったら不安でしばらく引きこもっていたと思います。
慣れない土地、しかも海外で、言葉が「少しでも分かる」か「分からないか」で安心感は全く違うものだと感じました。
帯同してから勉強するつもりの方に気を付けてほしいこと
色々な理由があって、日本では勉強せずにインドネシアに着いてから語学学校に通うつもりの方もいると思います。
インドネシアに行ってから語学学校通う予定だから、特に何も準備するつもりはないけど大丈夫かな?
気を付けてほしいことは、インドネシアに着いてすぐレッスンが出来ない場合もあるということです。
私もインドネシアに来てから友達作りの為にレッスンに通いましたが、どこの語学学校にしようか悩んだのとグループレッスンの授業開始時期が少し先だったので、インドネシアに着いて2カ月ほど経ってからレッスンが始まりました。
レッスンが始まるまでの期間に不便なことも出てくるので、空いた時間にインドネシア語の勉強がいつでも出来るように参考書は日本から持ってきておいた方が良いと思います。
ただ…インドネシア語の本を本屋で買おうと思っても、選べるほど種類がない場合も多いです。
大きい本屋なら種類も多いかと思いますが、もし近くの本屋にインドネシア語の本がない場合はAmazonなどで購入しても良いと思います。
まとめ
インドネシア語を勉強しようと思ったときに、どの本を選んだらいいか迷いますよね。
私自身、初めてインドネシア語に触れたのが「インドネシア語が面白いほど身につく本」でした。最後までやる気が持続するか心配でしたが、文字も大きくて見やすいですし初心者でも続けられるレイアウトだったので、この本で勉強して良かったと思っています。
この2冊だけで勉強してインドネシアに来た私が思うことは、インドネシアに着いてすぐにでも店員さんやドライバーとのやりとりは普通にできます。語学学校でインドネシア語レッスンを受ける際に初心者コースにしようと思いましたが、先生から1つ上のクラスからで十分と言われたくらいです。
日本で事前に勉強しておくと、インドネシアに着いてからすぐに色々おでかけできます。日本にいる間から勉強しておこうか悩んでいる方は、少しだけでも学習しておくことをおすすめします!